コーヒー好きの果てに。個人経営の喫茶店が買い付けに来るブラジルコーヒー。

▲写真は著者がブラジル国内で購入したコーヒー。日本と異なり小さなブランドコーヒーがスーパーでも手に入る。

私は大のコーヒー好きである。朝、目覚めてタバコを咥えながらコーヒーを煎れるのが日課。一般のスーパーで売られているコーヒーに何か物足りなさを感じ、昨年末から、自分のお気に入りのコーヒーを見つけている。

一般のスーパーではなく、郊外のスーパーで見慣れないブランドのコーヒーを買い漁ったり、出張時に他の都市でローカルのコーヒーを購入している。何人かの日本人の友達に好きなコーヒーの特徴を聞くと、『酸味がなく、香りがよく、コクがある』コーヒーという回答が良く返ってくる。

こうして日本人のコーヒー嗜好もあり、日本のカフェを営んでいる無類のコーヒー好きの日本人が、個人で最上のコーヒーを求めて長旅を厭わずブラジルにきて、農園に来て好みのコーヒーの仕入をするような事も珍しくなくなってきている。

日本でのコーヒーのビジネスは、大手の商社が独占に近い形で輸入卸売りをおこなっているが、昨今、個人事業でカフェを開く方、個人で世界の美味いコーヒーを探している方なども増えてきており、当社にも問い合わせが来る。最近の問い合わせは、ブラジルで一番高価なコーヒーを代行仕入してほしいとの依頼だった。すでに調査をされており、ブランド指定でオーダーを受けた。

今回、日本に一時帰国をして、コーヒーについての文献をいろいろと手に取ってみた。なかなか奥深い、産地による味の違い、焙煎の仕方、コーヒーの挽き度合、水の質、ドリッパー形状、フィルターの材料などにより、味が変化していく。 数万通りの組み合わせにより、好みのコーヒーが見つかると思う。好みのコーヒーに行きつくまでに、勉強が必要であると感じ、物の本とコーヒーミル機器を購入してみた。

改めて学びを深めると、ブラジルには数千種類のコーヒーがあると言われているようだ。日系の方がコーヒー農園を経営しているケースも多く、コーヒーについて勉強するには最高の環境である。

今後、日本でカフェを開きたい人、オリジナルブランドのコーヒーの輸入を検討されている個人または個人事業主様、オンラインショップ運営様向けにいろいろな情報を発信していきたいと思っております。

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